[2.1.1382] 新文法「繰り返す」省略、助詞『と』の重ね合わせ、条件式の複文を実装しました

開発版プロデル2.1.1382にて、新文法を実装して大きく改良しました。

クロスプラットフォーム環境対応の、スミレ畑およびスミレでは、2.1.1381以降で実装済みです。

なお、4月中をめどに、この新文法を含む開発版2.1の一部の開発成果を安定版プロデル2.0へ反映予定です。

「繰り返す」の省略

繰り返す文の「繰り返す」の部分を省略可能となりました。

行末が次のような特定の動詞、助詞( ~回, ~の間, になるまで, ~ながら) で終われば、繰り返し文と解釈され、「繰り返す」を省略できます。

10回
	「プロデル」を報告
そして
  
数を1から10まで増やしながら
	数を報告
そして

数に20から30までカウントしながら
	数を報告
そして

i=0
iが10未満の間
	iを報告
	iを増やす
そして

iが0になるまで
	iを報告
	iを減らす
そして

「それぞれ繰り返す」文では、「のすべての」助詞を使い、行末を「~について」とすると省略可能となります。

//それぞれ繰り返すの省略
「A」と「B」と「C」のすべての値について
	値を報告
そして

なお、繰り返す部分のプログラムブロックは「そして」を使う代わりに、ブロック式『 』でプログラムを指定することもできます。

数に20から10回『
	数を報告
』 

数を1から10まで増やしながら『
	数を報告
』

数に20から30までカウントしながら『
	数を報告
』

10回『
	「プロデル」を報告
』

i=0
iが10未満の間『
	iを報告
	iを増やす
』


iが0になるまで『
	iを報告
	iを減らす
』

助詞「と」の重ね合わせ

ひとつの手順呼出し文で、助詞「と」を連続して重ねて引数に指定できます。「~と」を重ねることで助詞が重複する引数は配列にまとめて扱います。「と」助詞は何度も指定でき、その直後の助詞の実補語に対して、配列に置き換えられて対応づけられます。

「1」と「2」と「3」と表示する
//{「1」,「2」,「3」}と表示する と同じ意味

1と2と3の合計を報告する
//{1,2,3}の合計を報告する と同じ意味

『みなす』文では、代入先を示す助詞『と』を重ね合わせて複数の変数に同時に代入できます。

「1 2 3」を「 」で区切って【A】と【B】と【C】とみなす
Aを報告
Bを報告
Cを報告

それぞれ繰り返す文では助詞「のすべての」部分で、と助詞を重ねて指定できます。


//それぞれ繰り返すの省略
「A」と「B」と「C」のすべての値について
  値を報告
そして

助詞「と」重ね合わせの注意点

  • 呼び出す手順に「と」助詞を含む実補語の引数が含まれる場合には、「と」助詞以外の助詞へ重ね合わせることはできません。「と」助詞に対して重ね合わされた配列となります。また複数のオーバロードがある手順では、手順が決められない場合があります。(「足す」「表示する」手順など)
  • と助詞を重ねられるのは、手順呼出し文のみです。仕様上、式としてカンマ(,)の代わりに「と」を使うことはできません。また設定項目アクセスの「の」助詞の前で「と」を重ねて指定することもできません。従来通り配列定数{ }を使ってください。
//× ~とが含まれる手順では正しい結果となりません。
1と2と3を足す

//× 「~と」「~を」の組み合わせで同名の複数の手順があるためエラーとなります。
「プロ」と「デル」を表示する

//× 配列定数のように式では使えません。
A=1と2と3と4と5

条件式の複文

条件式で複文を使えるようになりました。複文を用いて条件式の補語『~が』を省略できます。

条件式で複文を使った例は次のようになります。

「プロ」と「デル」を繋げて「プロデル」なら「日本語プログラミング言語」と表示する

10.5を切り上げて10より大きければ「合格」と表示する
10.5を切り捨てて10以上なら「合格」と表示する
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