プロデル入門の第22話です。今回は、自分で作った、よく使うプログラムをライブラリとしてまとめる方法を解説します。また後半では、プロデルだけを使ってプロデル用のプラグインを作る方法を紹介します。
“プロデルで始める日本語プログラミング言語入門(#22)自分用のライブラリやプラグインを作ろう” の続きを読むプロデルでWPFのMediaElementを使ったメディアプレーヤを作る
プロデルで無理やりWPF
今日は、プロデルでWPF(Windows Presentation Foundation)を無理やり使ってアプリを作ってみます。先日紹介したプロデルで.NETのクラスを利用する方法を用いて、WPFでサポートされるメディア機能を使ったメディアプレーヤを作ってみます。
プロデルではWindows Media Player(従来版)を利用して音楽や動画を再生できます。その他にもいくつかの方法でメディアを再生できますが、これという方法がありません。WPFにはMediaElementクラスという機能が用意されていますので、この記事はこれを使えないか試行錯誤した結果を書いたものです。

C#/VB.NETでプロデルプラグインを作る方法
プロデルのプラグインは、 C#やVB.NETなどの.NET Frameworkを利用したプログラミング環境で開発できます。この記事では、Visual Studioを使ってプロデルプラグインを作る方法をご説明します。
“C#/VB.NETでプロデルプラグインを作る方法” の続きを読むPC/SCプラグインを公開しました
スマートカードへアクセスするためのプラグイン「PC/SCプラグイン」を公開しました。Windows7以降標準搭載された機能を利用するため32ビット/64ビットの両環境に対応しています。FeliCaプラグインで対応できなかった64ビット環境でも動作するようになりました。
“PC/SCプラグインを公開しました” の続きを読むプロデルでFeliCa Lite-Sカードのデータを読み書きする
今回は、プロデルFeliCaプラグインを使ったFeliCa Lite-Sカードのデータを読み書きプログラムを紹介します。以前の記事では、カード固有のIDmを読み取ったり、Suicaなどの交通系ICカードの履歴を読み取ったりする例を紹介しました。好評だったので続きとしてスタンプラリーアプリを作る例を紹介します。

プロデル用 Microsoft Edgeブラウザ部品プラグインを公開しました
プロデルでMicrosoft Edgeブラウザの部品を利用できるEdgeブラウザプラグインを公開しました。

プロデルで交通系ICカード履歴ビューアを作る
以前、プロデルでFeliCaポートからIDmを取得する方法をご紹介しましたが、今回はFeliCaカードの内容を解析して交通系ICカードの使用履歴を取得するビューアを作ってみたいと思います。

なお、ここでは説明にSuicaを使いますが、全国各地域で使用されている交通系ICカードはSuicaと同じ仕様ですので、Suica以外の場合でもプログラムを修正する必要はありません。
プロデルでFeliCaカードを使った入退室記録ツールを作る
FeliCaは、Suica,ICOCAなどの交通系ICカード、WAONやedyなどの電子マネーで使われている非接触型のデータ通信技術です。
NFC対応のUSBリーダーや、PCに内蔵されたFeliCaポートを使ってPCからFeliCa対応のICカードの情報を取得できます。
プロデルでは、FeliCaプラグインを使うことで、FeliCaポートに置いたFeliCaカードの情報を取得できます。

プロデルのFeliCaプラグインは、次のアドレスからダウンロードできます。FeliCaプラグインは、「プロデルデザイナ(32ビット環境)」、実行可能ファイルは「常に32ビットで起動する(WoW64)」で利用できます。
https://produ.irelang.jp/downloads/plugins.html#felica
64ビット環境では、PC/SCプラグインを利用して下さい。
PC/SCプラグインを公開しました
実行可能ファイルのプラグイン
プラグインの場所
プラグインは、プロデルのインストールフォルダの「plugins」フォルダに保存されています。
ウェブサイトなどでプラグインをダウンロードした場合は、このフォルダに入れておくことで、すべてのプログラムからプラグインの機能を利用できるようになります。
実行可能ファイルにおけるプラグインの扱い
実行可能ファイルを作成すると、プログラム中で使用する種類から、必要なプラグインのみを実行可能ファイルに同梱します。必要最低限のプラグインのみがコピーされるため、実行可能ファイルのサイズを最小化できます。
ただし、プラグインが使用する外部DLLで実行可能ファイルに同梱できない場合は、自動的に同じフォルダへコピーします。
プラグインを自作する
プロデルは、.NET Framework上で動作しますので、C#やVB.NETでプロデル用のプラグインを作ることができます。
例えば、C#のサンプルが用意されているライブラリをプロデルで使いたいときには、C#でプラグイン種類を定義しておき、プラグインを使ってプロデルでライブラリの機能を利用する。といった活用法があります。
開発環境は、Visual Studioなど無償の開発環境が利用できます。
プロデルでTwitterにツイートする
24/3/12 X(旧Twitter)社の方針変更により、APIの利用範囲が変更されています。この記事で取り上げた機能は現時点で大幅な制限があるか理由できません。
プロデルでは、Twitterプラグインを使うことでTwitterと連携したアプリケーションを作ることができます。
Twitterと連携するには、開発者ページにてTwitterアプリ登録を行う必要がありますが、Twitterの通常のアカウントがあれば無料で登録できます。
Twitterプラグインには、TwitterAPIへアクセスできる「Twitterクライアント」種類が用意されています。
プラグインは、次のアドレスからダウンロードできます。
https://produ.irelang.jp/downloads/plugins.html
