プロデルコンパイラは、プロデルプログラムをCILコードへコンパイルするコマンドプロンプト上で動作するコンパイラです。
なおコンパイラは、プロデルデザイナにも搭載されています。ファイルメニューより「実行可能ファイルの作成」で種類から「コンパイル済み」を選択することでコンパイルできます。
このコンパイラは、コマンドプロンプトまたはPowerShell上で実行します。
コマンドライン
[ ]の箇所は省略できます。
rdrc.exe ファイル名 {[オプション]}
ファイル名
プロデルプログラム(.rdr/.プロデル)またはプロデルプロジェクト(.rdrproj)のパスを指定します。
オプション
/? または /help →この使い方に関するメッセージを表示します。
/desktop →デスクトップアプリとしてコンパイルします。
/console →コンソールアプリとしてコンパイルします。[既定値]
/library →CLI準拠のライブラリとしてコンパイルします。
/runtime →CILへコンパイルせずランタイム環境で動作するアセンブリを生成します
/allplugins →すべてのプラグインを同梱します。
/x86 →32ビット用の実行可能ファイルを生成します。[既定値]
/anycpu →OSのビット数に応じて起動する実行可能ファイルを生成します。
/noplugins →プラグインを同梱しません。
/copydlls →プラグインを同梱せず同じフォルダへコピーします。
/mono →mono環境でコンパイルします。Win32リソースを生成しません。
/icon [icoファイル] →実行可能ファイルに使用するアイコンファイル
/version 0.0.0.0→付加するバージョン情報
/keyfile [キーファイルパス]
→コード署名のキーファイルを指定します
/keycontainer [キーコンテナ名]→コード署名のキーコンテナ名を指定します
プロデルプロジェクト(.rdrproj)を指定した場合は、その詳細設定で指定したオプションが反映されます。
1.6以降は、通常パッケージに最新版が同梱されています。