「話者」は、文字を音声に変換する話者を表します。
性別や国籍によって、それぞれ話者が用意されています。

Windows 10では、日本語と英語の話者がインストールされています。

Microsoft Officeでは、インストール時にカスタムインストールを選び、Excelの項目にある「音声合成」の項目をチェックすることで、日本語の話者がインストールされ、日本語の読み上げが可能になります。

また、SAPI 5.0に対応した市販の話者をインストールすることで、その話者を使って読み上げることが可能です。

手順

【自分】が【メッセージ】を話す

指定したメッセージを読み上げます

【自分】が【メッセージ】と話す

指定したメッセージを読み上げます

【自分】へ【メッセージ】を非同期で話す

指定したメッセージを読み上げます。
読み上げが始めると次の手順が実行されます。

【自分】が【メッセージ】と非同期で話す

指定したメッセージを読み上げます。
読み上げが始めると次の手順が実行されます。

【自分】を一時停止する

読み上げを一時停止します

【自分】を停止する

読み上げを停止します

【自分】を再開する

読み上げを再開します

設定項目

設定項目   説明
名前話者の名前
性別話者の性別
年齢話者の年齢
国籍話者の国籍
音量話者の音量
速度話す速さ
状態話者の状態
元実体 ドットネット型のオブジェクトを返します。
System.Speech.Synthesis.VoiceInfoクラスインスタンス

記号の意味

イベント手順

次のイベント手順が使用できます。

イベント名 説明 情報
話し終わった 話し終わった時
話し始めた 話し始めた時  
発声している 発声している時  

サンプルコード

文字列を声として再生します

文字列を声として再生します。

利用できる話者は、WindowsのバージョンやSAPI5.1のインストール環境によって異なります。
環境によって日本語を読み上げられない話者もいます。
実行するコンピュータにインストールされている話者を設定して下さい。

「Produire.Speech.dll」を利用する
サムという話者を作る
サムの名前は「Microsoft Sam」

メッセージは「Where do you want to go today?」
サムがメッセージをしゃべる
サムが「See you」と話す

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