PostgreSQLデータベース
生成可能
概要
「PostgreSQLデータベース」は、PostgreSQLのデータベースへネイティブ接続するための種類です。
生成したオブジェクトが一つの接続に対応します。
PostgreSQLサーバへ接続するには、Npgsql.dllおよびMono.Security.dllが必要です。
作成する方法
【オブジェクト名】というPostgreSQLデータベースを作る
手順
継承された手順の他に次の手順があります。
設定項目
継承された設定項目の他に次の設定項目があります。
設定項目 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
接続文字列 | 文字列 | ◎ | PostgreSQLサーバへの接続文字列 |
サーバ | 文字列 | ◎ | サーバのホスト名 |
ポート | 整数 | ◎ | サーバのポート |
ユーザID | 文字列 | ◎ | 接続ユーザID |
パスワード | 文字列 | ◎ | 接続パスワード |
データベース | 文字列 | ◎ | 使用するデータベース名 |
SSL使用 | 真偽値 | ◎ | SSL通信を使用するかどうか |
接続タイムアウト時間 | 整数 | ◎ | サーバ接続時のタイムアウト時間 |
実行タイムアウト時間 | 整数 | ◎ | SQL実行時のタイムアウト時間 |
プール | 真偽 | ◎ | 接続プールを使用するかどうか |
最小プール数 | 整数 | ◎ | 最小接続プール数 |
最大プール数 | 整数 | ◎ | 最大接続プール数 |
バージョン | 文字列 | □ | PostgreSQLサーバのバージョン |
サンプルコード
PostgreSQLデータベースを操作する
PostgreSQLサーバへ接続するには、Npgsql.dllおよびMono.Security.dllが必要です。
PostgreSQLというPostgreSQLデータベースを作る PostgreSQLのサーバは「localhost」 PostgreSQLのユーザ名は「test」 PostgreSQLのパスワードは「pass」 PostgreSQLのポートは5432 PostgreSQLのデータベースは「test」 //※接続文字列を直接指定することも可能です //PostgreSQLの接続文字列は「Host=127.0.0.1;Port=5432;Database=test;User Id=test;Password=pass;」 PostgreSQLへ接続する PostgreSQLの状態が「接続済み」でなければ、終了する // 必要な処理をここに書きます // PostgreSQLから切断する
PostgreSQLデータベースへテーブルを作成します。
PostgreSQLで「CREATE TABLE 楽曲( 曲名 varchar(30), アーティスト varchar(30), アルバムID integer);」を実行する
PostgreSQLデータベースのテーブルからレコードを取得します。
PostgreSQLから「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲」を取得して、結果とする 「初期状態」として結果の内容を情報アイコンで表示する
PostgreSQLデータベースのテーブルへレコードを挿入します。
SQL文は「INSERT INTO 楽曲 (曲名,アーティスト) VALUES (:name, :artist)」 バインド値は{name=「I am your singer」,artist=「サザンオールスターズ」} SQL文をバインド値としてPostgreSQLで実行して、件数1とする バインド値は{name=「勝手にシンドバット」,artist=「サザンオールスターズ」} SQL文をバインド値としてPostgreSQLで実行して、件数2とする //レコードが挿入されたことを確認します PostgreSQLから「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲」を取得して、結果とする 「追加後」として「[件数1+件数2]件、追加しました。[改行][結果の内容]」を情報アイコンで表示する
PostgreSQLデータベースのテーブルのレコードを更新します。
SQL文は「UPDATE 楽曲 SET 曲名=:after WHERE 曲名=:before」 バインド値は{before=「I am your singer」,after=「I AM YOUR SINGER」} SQL文をバインド値としてPostgreSQLで実行して、件数とする //レコードが更新されたことを確認します SQL文は「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲 WHERE 曲名=:name」 バインド値は{name=「I AM YOUR SINGER」} PostgreSQLからSQL文をバインド値として取得して、結果とする 「更新後」として「[件数]件、更新しました。[改行][結果の内容]」を情報アイコンで表示する
PostgreSQLデータベースのテーブルのレコードを削除します。
SQL文は「DELETE FROM 楽曲 WHERE アーティスト=:artist」 バインド値は{artist=「サザンオールスターズ」} SQL文をバインド値としてPostgreSQLで実行して、件数とする //レコードが削除されたことを確認します PostgreSQLから「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲」を取得して、結果とする 「削除後」として「[件数]件、削除しました。[改行][結果の内容]」を情報アイコンで表示する
PostgreSQLデータベースからテーブルを削除します。
PostgreSQLで「DROP TABLE 楽曲」を実行する