ウィンドウ部品

このオブジェクトは、プロデルのウィンドウ上に貼り付けられるすべての部品に共通する
手順と設定項目、イベント手順が利用できます。

ボタンなどの部品種類で、基本形の手順と設定項目、イベント手順が利用できます。

手順

部品では、次の手順が使用できます。

【自分】を表示する

部品を表示します

【自分】を隠す

部品を隠します

【自分】を更新する

部品の画像を再描画します

【自分】にフォーカスする

部品を選択状態にします。

【自分】を最前面

部品をウィンドウ内の部品で最前面に表示します

部品を手前に表示する

テキスト1を最前面

【自分】を最背面

部品をウィンドウ内の部品で最背面に表示します

【自分】を有効にする

部品を選択したり操作したりできるようにします

【自分】を無効にする

部品を選択したり操作したりできないようにします

【自分】へ【メッセージ】を指摘する

部品に対して、警告アイコンを表示して、誤りがあることを指摘します。
【メッセージ】に無を指定すると、指摘を取り消します。

設定項目

部品では、次の設定項目が使用できます。

設定項目   説明
IME状態 列挙 IMEの入力モード
{オフ,オン,カタカナ,半角カタカナ,ひらがな,半角英数字,全角英数字,なし,継承,無効}
※Windows8以降ではOSの仕様上、反映されません。なし,継承,無効のいずれかのみ指定できます。
ドッキング方向 列挙 部品の位置や大きさを自動調整する方向上・下・左・右・全体・なし
ドラッグドロップ 真偽値 部品に対してドラッグ&ドロップできるかどうか
ハンドル 整数 部品のハンドル
フォーカス可能 真偽値 部品に入力カーソルを移動できるかどうか
フォーカス中 真偽値 現在部品に入力カーソルがあるかどうか
文字サイズ 整数 部品を表示に利用する文字の大きさ (一部利用できない部品があります)
フォント名 文字列 部品を表示に利用する文字のフォント名 (一部利用できない部品があります)
フォント   部品を表示に利用する文字のフォント情報 (一部利用できない部品があります)
マウスカーソル   部品のマウスカーソル
位置 座標 部品の位置。{【横】,【縦】}の形式で表します
位置と大きさ 矩形 部品の位置と大きさ。{【横】,【縦】,【幅】,【高さ】}の形式で表します
実質大きさ サイズ 枠や余白を除いた部品の大きさ
移動順 整数 [Tab]キーで移動する順番
整数 部品の左端の位置(X)
高さ 整数 部品の高さ
自動調整 列挙 部品の現在の位置を相対位置として設定する方向上・下・左・右 +で複数指定できます
整数 部品の上端の位置(Y)
色情報 部品を表示に利用する文字の色一部利用できない部品もあります
選択可能 真偽値 部品を選択できるかどうか
大きさ サイズ 部品の大きさ【幅】,【高さ】の形式で表します
内容 文字列 部品の内容
背景画像 画像 部品の背景に使用する画像一部利用できない部品もあります
背景色 色情報 部品の背景色一部利用できない部品もあります
表示 真偽値 部品を表示するかどうか
整数 部品の幅
名前 文字列 部品の名前
有効 真偽値 部品を利用できるかどうか
ウィンドウ部品 部品の親ウィンドウ部品
タブ文字受付 真偽値 Tabキーを押した時にタブ文字として受け付けます。○にするとフォーカスが別の部品へ移動しません。
元実体 ネット物 ドットネット型のオブジェクトを返します。なお部品種類や内部仕様の変更によって結果が変わることがあります。
System.Windows.Forms.Controlクラスインスタンス

記号の意味

イベント手順

イベント名 説明 情報
キーが押された キーが押した時 あり
キーが入力された キーボードから文字が入力された時 あり
キーが離された キーから指を離した時 あり
クリックされた 部品をクリックした時  
ダブルクリックされた 部品をダブルクリックした時  
ドラッグが入る ドラッグ中に部品の中に入った時  
ドラッグが離れる ドラッグ中に部品から離れた時  
ドラッグドロップされた ドラッグ中に部品の中で離した時 あり
ドラッグ開始 部品の中でドラッグが開始された時  
マウスカーソルが移動した 部品の中をマウスカーソルが移動した時 あり
マウスカーソルが入った 部品の中にマウスカーソルが入った時  
マウスカーソルが離れた 部品からマウスカーソルが離れた時  
マウスのホイールが移動した 部品の中でマウスホイールを操作した時 あり
マウスのボタンが押された 部品の中でマウスボタンが押された時 あり
マウスのボタンが離された 部品の中でマウスボタンから指が離れた時 あり
大きさが変わった 部品の大きさが変わった時  
内容が変化した 内容が分かった時  
フォーカスされた 部品にフォーカスが移動した時  
描画する 部品の描画処理が行われる時  
離れた 別の部品へフォーカスが移動した時  
検証する 入力された内容について検証する時 あり
検証された 入力された内容が確定した時に発生ます  

サンプルコード

ウィンドウに合わせて部品の大きさを自動調整する

「位置固定方向」設定項目で部品の大きさを親の部品の大きさに合わせて調整します。

メイン画面を表示する
待機する
メイン画面とは
	ウィンドウを継承する
はじめの手順
	初期化する
終わり
	初期化する手順
			この実質大きさは{428,394}
			この内容は「メイン画面」
			初期化開始する
			テキスト領域1というテキスト領域を作る
				その位置と大きさは{22,27,380,343}
				その位置固定方向は「上+下+左+右」
			初期化終了する
			この設計スケール比率は{144,144}
	終わり
終わり

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