例外監視文

ファイルが見つからないなどのエラーが発生したときにそれを処理する(例外処理する)プログラムを書くには、例外監視文を使います。

例外監視文を使うことで、エラーが発生したときに状況に適した独自のエラーメッセージを表示したり、処理をやり直したりできます。

例外の種類

例外には、次のものがあります。

  • プロデルのライブラリで起こる例外
  • プログラム内で発生させる例外

例外監視文の書式

例外監視文は、次のように書きます。

書式

例外監視
   /* 監視するプログラム */
発生した場合
   /* 発生したときに実行するプログラム */
そして

※「そして」は、旧文法の「監視終わり」,「監視終」と書くこともできます

例外を起こさせる

例外を発生させるには「エラーを発生させる」文を使って次のように書きます。

書式

エラーを発生させる
《メッセージ》というエラーを発生させる

例文 ファイルが見つからなかった時に、警告メッセージを表示します

例外監視
   内容は「abc.txt」から読み込んだもの
発生した場合
   「ファイルが見つかりません!!」を警告アイコンで表示する
そして

例文 特定の場合の例外を発生させます

発生したエラーの詳細情報は「エラー」特殊変数で調べられます。取得できる情報は「エラー情報」種類をご覧下さい。

内容は「」
例外監視
   内容が「」なら、「値を入力してください」というエラーを発生させる
発生した場合
   エラーのメッセージを警告アイコンで表示する
そして

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