ワード選択範囲
概要
Microsoft Wordで選択している範囲の文章を操作する手順です。
コピーや貼り付け、フォントの変更、キーワード検索などの操作できます。
作成する方法
このオブジェクトは、エクセルオブジェクトから作成されるため、プログラムから作成できません。
手順
自分をコピーする
選択している文字をクリップボードへコピーします
自分を消す
選択している文字を消します
自分から切り取る
選択している文字をクリップボードへコピーして、切り取ります
自分へ貼り付ける
クリップボードにある文字を貼り付けます
自分へ書式をクリアする
選択範囲の書式をクリアします。
自分から〈【キーワード】を〉検索する
選択範囲からキーワードを検索します。
Word文章からキーワード検索する
ワードの選択範囲から「プロデル」を検索する
自分で【キーワード】を【置換後】へ置換する
選択範囲からキーワードを置換後へ置き換えます。
自分で【キーワード】を【置換後】へすべて置換する
文章でキーワードを置換後へすべて置き換えます。
Word文章からキーワード置換する
ワードの選択範囲で「プロデル」を「スミレ」へすべて置換する
設定項目
設定項目 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
文字サイズ | 整数 | ◎ | 文字サイズ |
フォント名 | 文字列 | ◎ | フォント名を指定します |
下線 | 真偽 | ◎ | 文字を下線を引くかどうか |
斜体 | 真偽 | ◎ | 文字を斜体にするかどうか |
文字色 | 色 | ◎ | 文字の色を指定します |
先頭位置 | 整数 | ◎ | 選択する先頭の場所を文字数で指定します |
太字 | 真偽 | ◎ | 文字を太字にするかどうか |
長さ | 整数 | ◎ | 選択する文字数を指定します |
内容 | 文字列 | ◎ | 選択されている部分の内容を表します 文字が選択されていない場合は、カーソルがある位置へ文字を挿入します |
元実体 | ネット物 | □ | 管理型のオブジェクトを返します。VBAと同様のメソッド・プロパティにアクセスできます。 |
サンプルコード
カーソル位置に指定した書式で文字を追加する
ワードのカーソルがある位置で文字を挿入します。
ワードの選択のフォント名は「MS P明朝」 ワードの選択の文字サイズは18 ワードの選択の文字色は、赤 ワードの選択の太字は○ ワードの選択の内容は「こんにちは」
範囲を指定してコピーし貼り付ける
ワードのカーソルを操作してクリップボード操作を実行します。
ワードの選択の先頭位置は0 ワードの選択の長さは5 ワードの選択をコピーする ワードの選択の先頭位置は0 ワードの選択へ貼り付ける