カメで図形を描く

カメで絵を描く

プロデルは、カメを使って模様を描けます。

まずは、カメを使って線を書いてみましょう。

窓としてウィンドウを作る
窓を表示する

かめさんというカメを作る
    その位置は｛１５０,１５０｝
かめさんを窓に表示する

かめさんを１００だけ進める

待機する

このプログラムを実行すると、青色のカメにウィンドウに表示されます。

　

かめを動かして絵を描く

では、いろいろと、かめを動かして絵を描いてみましょう。

かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ９０だけ回転する
かめさんを１００だけ進める

直角に曲がった線が描かれました。

かめさんを１００だけ進める

この部分は、"前へ線を引きながら100(ピクセル)分だけ進める"という意味です。

かめさんを右へ９０だけ回転する

この部分は、"右へ９０度だけ曲がれ"という意味です。実行するとカメの角度が変わります。

このようにウィンドウの上をかめを動かすことで、線を引けます。これをさらに２回続ければ、カメを使って四角形を描けます。

かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ９０だけ回転する
かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ９０だけ回転する
かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ９０だけ回転する
かめさんを１００だけ進める

　

三角形を描く

四角形を応用して、三角形を描いてみましょう。

三角形は、３つの角の合計が１８０度だから、それを３つに割って、６０度になるのでその外側の角度だから、・・・３回、１２０度角度を変えれば、できます。

かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ１２０だけ回転する
かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ１２０だけ回転する
かめさんを１００だけ進める
かめさんを右へ１２０だけ回転する

実行するとちゃんと三角形を描かれます。

ただし、同じプログラムを何度も書くのは、手間が掛かります。そこで「繰り返し」を使って、次のように書くとシンプルになります。

３回、繰り返す
	かめさんを１００だけ進める
	かめさんを右へ１２０だけ回転する
そして

　

「円」を描く

今度は、円を描いてみましょう。カメをどう動かせば、円を描けるでしょうか。

一見難しそうに思えますが、カメを"１度だけ右、１だけ前"を３６０回繰り返せば円を描けます。

３６０回、繰り返す
	かめさんを１だけ進める
	かめさんを右へ１だけ回転する
そして

ちょっと遅いなと思ったら、次のように数値を変えれば、速くなります。

３６回、繰り返せ
	かめさんを１０だけ進める
	かめさんを右へ１０だけ回転する
そして

枝を描く

他にも、枝のような複雑な模様を描けます。

【カメ】が【枝の長さ】だけ【分かれ目の数】回 【分かれ目の角度】度、枝

例　木を描く

ブロッコリーに似た木を描きます。

かめさんが５０だけ１０回６０度、枝

色を変える

カメを引く線の色を変えるには、次のように書きます。

かめさんの色は、【色】

【色】に「緑」と指定すれば、緑色になります。緑色の他には、赤・青・緑・水色・ピンク・・・などが指定できます。また、オリジナルの色を作ることもできます。

【色】で指定できる色は、「色の作り方と定数表」をご覧ください。

　

「枝」手順を組み合わせて模様を描く

これらを使って、もっと複雑な模様を描いてみましょう。

「枝」手順を使うと、面白い模様を描けます。

窓としてウィンドウを作る
窓を表示する

かめさんというカメを作る
	その位置は｛１５０,１５０｝
かめさんを窓に表示する

１８回繰り返す
	かめさんが３０だけ３回２０度枝
	かめさんを３０だけ進める
	かめさんが３０だけ３回６０度枝
	かめさんを３０だけ進める
	かめさんが３０だけ３回１００度枝
	かめさんを６０だけ戻る
	かめさんが右へ１８０だけ回る
	かめさんが右へ４０だけ回る
そして

待機する