XML
概要
XMLファイルを操作するための部品です。
XMLとは、文字やデータを読み書きするための形式の一つで、文字やデータを階層的に持ちます。XMLは、RSSなど幅広く使われています。
XMLファイルを作成するには「XML」種類を使います。「XML」種類では、XMLファイルの読み込みと書き込みが可能です。
手順
【自分】として【ファイル名】を開く:XML文章
XMLファイルを読み込みます。
ファイル名には、インターネットアドレス(URL)を指定することもできます。
「[プログラムの位置]くだもの.xml」をXMLとして開いて、データとする データのルート要素名を表示する
「https://produ.irelang.jp/update.xml」をXMLとして開いて、データとする データのルート要素名を表示する
【自分】として【ファイル名】から読み込む:XML文章
XMLファイルを読み込みます。
「開く」手順と同じです。
【自分】で〈【XML】から〉作成する:XML文章
XML文章を作成します。
“【XML】から”には、XML文字列を指定できます。
XMLで「<xml></xml>」から作成して、データとする データのルート要素名を表示する
設定項目
設定項目 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
検証 | 真偽値 | ◎ | XMLに含まれるDTDまたはスキーマ定義を検証するかどうか |
サンプルコード
XMLへ書き込む
ーー// XMLへ書き込む例 // ーーXMLを初期化 XML文章を作って、データとする ーー<果物一覧>タグを挿入する データへ「果物一覧」という要素を作って果物一覧とする 「果物」という要素を果物一覧へ作って果物とする 果物へ「名前」という要素を作って名前とする 名前の内容は「みかん」 果物へ「値段」という要素を作って値段とする 値段の内容は、50 値段へ「単位」という属性を作って単位とする 単位の内容は「円」 「果物」という要素を果物一覧へ作って果物とする 果物へ「名前」という要素を作って名前とする 名前の内容は「りんご」 果物へ「値段」という要素を作って値段とする 値段の内容は80 値段へ「単位」という属性を作って単位とする 単位の内容は「円」 ーーXMLに書き出す 「[デスクトップ]くだもの.xml」にデータを保存する
XMLから同じ名前の要素をすべて取り出す
データは「[プログラムの位置]くだもの.xml」からXMLとして読み込んだもの データから「果物一覧\果物」を取得して、果物一覧とする 果物一覧を要素へそれぞれ繰り返す 「[要素の「名前」の内容]:[要素の「値段」の内容][要素の「値段」の「単位」の内容]」を表示する そして
XML文章を作る
XMLファイルを作成するには「XML文章」種類を使います。XML種類を作るには、次のように書きます。
XML文章を作って、XMLデータとする
要素を加える
XML文章には、XML要素を入れられます。XML文章に、XML要素を加えるには「XML文章」種類の「作る」手順を使います。
書式
《加える先のXML文章》へ《要素名》という要素を作る
《XML文章》 要素を加えるXML文章を書きます。
《要素名》 XML文章に加える要素の名前を書きます。
「作る」手順は、実行結果として、新しく作ったXML要素を表します。
例文
例えば、XML文章に、<果物一覧> という要素を加えるには、次のように書きます。
データへ「果物一覧」という要素を作って、果物一覧とする
要素の中に要素を加える
XML要素にさらにXML要素を加えるには「XML要素」種類の「要素を作る」手順を使います。
書式
《加える先のXML要素》へ《要素名》という要素を作る
【加える先のXML要素】には、要素を加えるXML要素を書きます。
【要素名】には、XML要素に加える要素の名前を書きます。
「作る」手順は、実行結果として、新しく作ったXML要素を表します。
例文
例えば、XML要素に、<果物> という要素を加えるには、次のように書きます。
「果物」という要素を果物一覧へ作って、果物とする
要素の中に属性を設定する
XML要素に、属性を設定するには「属性を作る」手順を使います。
書式
《XML要素》へ《属性名》という属性を作る
《XML要素》 属性を設定するXML要素を書きます。
《属性名》 XML要素に加える要素の名前を書きます。
「作る」手順は、実行結果として新しく作ったXML要素を表します。
例文
例えば、値段というXML要素に「単位」という属性を作り、その属性の内容を「円」とするには、次のように書きます。
値段へ「単位」という属性を作って、単位とする 単位の内容は「円」
XMLファイルとして保存する
作成したXMLをXMLファイルとして保存するには、XML文章の「保存」手順を使います。
書式
《保存先のXMLファイル名》に《XML文章》を保存する
《保存先のXMLファイル名》 XMLファイルの保存先のフォルダとファイル名を書きます。
【XML文章】には、XMLファイルとして保存するXML文章を書きます。
例文 XMLを作成してMLファイルへ書き込む
ーーXMLを初期化 XML文章を作って、データとする ーー<果物一覧>タグを挿入する データへ「果物一覧」という要素を作って、果物一覧とする 「果物」という要素を果物一覧へ作って、果物とする 果物へ「名前」という要素を作って、名前とする 名前の内容は「みかん」 果物へ「値段」という要素を作って、値段とする 値段の内容は、50 値段へ「単位」という属性を作って、単位とする 単位の内容は「円」 「果物」という要素を果物一覧へ作って、果物とする 果物へ「名前」という要素を作って、名前とする 名前の内容は「りんご」 果物へ「値段」という要素を作って、値段とする 値段の内容は80 値段へ「単位」という属性を作って、単位とする 単位の内容は「円」 ーーXMLに書き出す 「[プログラムの位置]くだもの.xml」にデータを保存する
XMLを読み込む
XMLファイルを読み込むには「XMLとして読み込む」手順を使います。
書式
《XMLファイル名》からXMLとして読み込む
《XMLファイル名》には、読み込むXMLファイルがあるフォルダとファイル名を書きます。
例えば「くだもの.xml」を読み込んで、その内容を「データ」変数に格納するには、次のように書きます。
データは「くだもの.xml」からXMLとして読み込んだもの
例文 XMLから同じ名前の要素をすべて取り出す
「[プログラムの位置]くだもの.xml」からXMLとして読み込んで、データとする データから「果物一覧\果物」を取得して、果物一覧とする 果物一覧を要素へそれぞれ繰り返す 「[要素の「名前」]:[要素の「値段」][要素の「値段」の「単位」]」を表示する そして