オラクルデータベース
生成可能
概要
「オラクルデータベース」は、Oracleデータベースを操作するための種類です。
生成したオブジェクトが一つの接続に対応します。
Oracle Databaseへ接続するには、Oracle Data Access Components (ODAC)に含まれる
「Oracle.ManagedDataAccess.dll」が必要です。
動作確認環境: Oracle Database Express Edition 10g
作成する方法
【オブジェクト名】というオラクルデータベースを作る
手順
継承された手順の他に次の手順があります。
設定項目
継承された設定項目の他に次の設定項目があります。
設定項目 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
データソース | 文字列 | ◎ | データベース名前 |
接続文字列 | 文字列 | ◎ | Oracle Databaseサーバへの接続文字列 |
ユーザID | 文字列 | ◎ | 接続ユーザID |
パスワード | 文字列 | ◎ | 接続パスワード |
接続タイムアウト時間 | 整数 | □ | サーバ接続時のタイムアウト時間 |
バージョン | 文字列 | □ | Oracle Databaseサーバのバージョン |
サンプルコード
Oracleデータベースを操作する
Oracleデータベースへ接続します。
Oracleというオラクルデータベースを作る OracleのユーザIDは「test」 Oracleのパスワードは「pass」 Oracleのデータソースは「XE」 //Express Editionの場合はXEに固定 //※接続文字列を直接指定することも可能です //Oracleの接続文字列は「User Id=test;Password=pass;Data Source=XE;」 Oracleへ接続する Oracleの状態が「接続済み」でなければ、終了する // 必要な処理をここに書きます // Oracleから切断する
Oracleデータベースへテーブルを作成します。
Oracleで「CREATE TABLE 楽曲 ( 曲名 VARCHAR2(30), アーティスト VARCHAR2(30), アルバムID NUMBER )」を実行する
Oracleデータベースのテーブルからレコードを取得します。
Oracleから「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲」を取得して、結果とする 「初期状態」として結果の内容を情報アイコンで表示する
Oracleデータベースのテーブルへレコードを挿入します。
SQL文は「INSERT INTO 楽曲 (曲名,アーティスト) VALUES (:name, :artist)」 バインド値は{name=「I am your singer」,artist=「サザンオールスターズ」} SQL文をバインド値としてOracleで実行して、件数1とする バインド値は{name=「勝手にシンドバット」,artist=「サザンオールスターズ」} SQL文をバインド値としてOracleで実行して、件数2とする //レコードが挿入されたことを確認します Oracleから「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲」を取得して、結果とする 「追加後」として「[件数1+件数2]件、追加しました。[改行][結果の内容]」を情報アイコンで表示する
Oracleデータベースのテーブルのレコードを更新します。
SQL文は「UPDATE 楽曲 SET 曲名=:1 WHERE 曲名=:2」 バインド値は{「I AM YOUR SINGER」,「I am your singer」} SQL文をバインド値としてOracleで実行して、件数とする //レコードが更新されたことを確認します SQL文は「SELECT 曲名,アーティスト FROM 楽曲 WHERE 曲名=:name」 バインド値は{name=「I AM YOUR SINGER」} OracleからSQL文をバインド値として取得して、結果とする 「更新後」として「[件数]件、更新しました。[改行][結果の内容]」を情報アイコンで表示する
Oracleデータベースのテーブルのレコードを削除します。
SQL文は「DELETE FROM 楽曲 WHERE アーティスト=:artist」 バインド値は{artist=「サザンオールスターズ」} SQL文をバインド値としてOracleで実行して、件数とする //レコードが削除されたことを確認します Oracleから「SELECT 曲名 FROM 楽曲」を取得して、結果とする 「削除後」として「[件数]件、削除しました。[改行][結果の内容]」を情報アイコンで表示するる
Oracleデータベースからテーブルを削除します。
Oracleで「DROP TABLE 楽曲」を実行する