プロデル1.9.1169での変更点

2022/12/19公開のプロデル1.9.1169では、次の点を修正しました。

  • 固定長配列の宣言と初期化方法の変更
  • 多次元配列のサポート

固定長配列の宣言と初期化方法の変更

固定長配列を作る方法について、プロデル1.9.1169では次の通りの書き方に改めました。

浮動小数の配列(10)を作ってAとする
A(10)=10.5
A(10)を表示する

これまでマニュアルには、配列要素の最大数を変数宣言に書く文法と説明していましたが、仕様と動作に一貫性がありませんでしたので、変数宣言で指定する文法は取り下げます。次のようなプログラムを記述している場合、既存のプログラムの修正が必要です。(エラーとはなりませんが今後正しく動作しなくなる可能性があります。)ご迷惑をおかけします。

【一覧:固定長配列(10)】 //この文法は取り下げます

※配列の文法・仕様については今後も検討し仕様変更する場合があります。当面ご迷惑をおかけしますがご了承ください

多次元配列のサポート

プロデル1.9.1169では新たに、多次元配列をサポートしました。多次元配列は、添字を2つ以上(多次元で)指定できる固定長配列です。多次元配列は、これまでの配列の配列(ジャグ配列)よりも計算,実行時のパフォーマンスが改善できます。

木=10
林=10
森=2
整数の配列(木,林,森)を作ってMとする
M(1,1,1)=10
M(1,1,1)を表示する

※配列の文法・仕様については今後も検討し仕様変更する場合があります。当面ご迷惑をおかけしますがご了承ください

そのほかの機能追加

このほか、1.9での変更点は、次の記事をご覧ください。

プロデル1.9 プレリリースのお知らせ

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