ニュースリリース: プロデル1.9の開発を開始します

日本語プログラミング言語「プロデル」は、次のマイナーアップデートであるプロデル1.9の開発を開始することをお知らせします。

プロデルは「日本語で作りたいソフトウェアを作るという選択肢を提供する」ことをコンセプトにutopiat.net(ゆうと)が開発する日本語プログラミング言語です。前身のTTSneoから21年間、形式言語の範疇で日本語を用いてプログラムを記述する「日本語プログラミング言語」の言語仕様を提案し、この分野を成熟させることを目的に開発を続けています。

ユーザ様からは、オブジェクト指向の採用など言語仕様の完成度が高い点について評価を頂いており、専用の開発環境「プロデルデザイナ」に備わっているフォームデザイナも好評です。

現行のプロデル1.8/1.7では、不確定だった一部の言語仕様を確定し、内部仕様の大きな改変を行い、より日本語らしい表記でより安定した日本語プログラミング体験が可能となりました。一方で、ユーザからご要望やご意見があった点として、マニュアルとリファレンスとの統合、開発版と安定版との分離、公開前テストの強化などの施策も実施しました。本公式ブログやQiitaでは、情報が少ないプロデルの情報を補完する記事を継続して発信しております。

次のプロデル1.9では、言語処理系の「近代化」をテーマに、ランタイム環境および構文解析の刷新を予定しています。また同時並行して「スミレ」の更新やVisual Studio Codeの拡張機能の改良も続けていきます。

さらに、現時点で取り組んでいる事や情報についても積極的にお知らせし、変更点をTwitter公式アカウントでお知らせするなど、開発プロセスや取り組みがわかるように致します。

引き続きプロデルでは、初学者向けに捕らわれない「日本語プログラミング言語」というプログラミングの選択肢を提案し、開発を続けていきたいと思っております。ご利用のユーザ様におかれましても、いいねや掲示板での積極的なフィードバックが品質向上や開発の力となりますので、ぜひご協力をお願い致します。

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